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【シリーズ】スマートリハビリ

【スマートリハシリーズ第8弾】“頑張らないリハビリ”で叶える自立支援|関節可動域360(フルリールむかわ)
2025年6月6日(金)

【スマートリハシリーズ第8弾】“頑張らないリハビリ”で叶える自立支援|関節可動域360(フルリールむかわ)


「最近、関節をしっかり動かしていますか?」

フルリールむかわのスマートリハシリーズ第8弾では、高齢者の関節可動域をやさしく、確実に動かすトレーニング機器「関節可動域360(CH-360)」をご紹介します。

◆ 関節可動域360とは?

センサーやAIのような複雑な機能はありません。
でも“動かすこと”そのものに、確かな意味があります。

関節可動域360は、肩・肘・股関節・膝などの大きな関節に対し、電動アシストまたは手動で回転運動を行うトレーニング機器です。
拘縮予防や可動域の維持・改善において、高齢者の“できる”を支える頼れるパートナーです。

本人の自動運動だけでは難しい範囲も、関節可動域360なら“無理なく・安全に”動かすことが可能です。

◆ 脳への刺激がもたらす可能性

人の脳は、「自分で動かしたのか」「誰かに動かされたのか」を明確に区別できないという性質があります。
つまり、たとえ他動的でも、関節を動かすことで脳にはしっかり刺激が入るのです。

これは、運動麻痺や廃用が進んだ方にも大変有効なアプローチです。
「動かされること」でも神経経路が刺激され、脳が“動いた”と認識。
回復や維持に向けたリハビリの足がかりになります。

◆ “頑張らないリハビリ”を実現

完全オートモード搭載の関節可動域360は、あらかじめ設定したスピード・時間で自動的に関節を回転させます。

「今日はしんどい」「やる気が出ない」——そんなときでも、座っているだけでリハビリができるのが最大の特徴です。

  • 無理なく動かせる
  • “できた感”が得られる
  • スタッフの介入を最小限に

だからこそ、継続しやすく、習慣化しやすいのです。

◆ フルリールむかわでの実践と工夫

◇ 専門職コメント

「関節可動域の維持は、生活の質(QOL)を守るうえで非常に重要です。
特に廃用や拘縮が進行する前に、“動かし続ける”ことがカギになります。
関節可動域360は“動かしたくても動かせない”状態を支える、心強いリハビリツールだと感じています。」

— フルリールむかわ 理学療法士

私たちフルリールむかわでは、「リハビリの敷居を下げる」ことを大切にしています。

「今日は気が乗らない…」「体がつらい…」
そんな日でも、関節可動域360を使えば“座っているだけ”でしっかり関節を動かせます。

理学療法士や介護職員がご利用者の状態を細かく確認しながら、安心・安全・やさしいリハビリを実践。
「とにかく少しでも動かす」——その意識が、日々の積み重ねを生みます。

◆ 活用シーン

  • 肩や膝の拘縮予防(ROM維持)
  • 退院直後のリハビリ導入
  • 日中活動量の底上げ
  • 痛みが強く積極的に動かせないケース
  • 「とにかく動かしたい!」ときに

関節を無理なく、そして継続的に動かし続けられるという意味で、非常に汎用性の高い機器です。

◆ よくある質問(Q&A)

Q. どんな人がよく使っていますか?
A. 関節を動かす機会が少ない方、拘縮が進行しつつある方、退院直後の方などに多く使用されています。

Q. 操作が不安という声もありますが…?
A. スタッフが状態を見ながら丁寧に設定します。難しい操作はありませんので、安心して使えます。

Q. 本当に“座ってるだけ”でいいんですか?
A. はい、しっかり関節が動くことで効果があります。「何もしていないようで、体は動いている」——それがこの機器の魅力です。

◆ まとめ

リハビリに必要なのは、「継続」と「達成感」。

関節可動域360は、利用者のやる気や体力に左右されず、必要な可動域訓練を安全に・継続的に届けることができます。

フルリールむかわでは、これからも“頑張らなくても意味がある”スマートリハを追求してまいります。

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※本記事は医療的効果を保証するものではなく、適切な専門職の指導に基づいてご利用ください。

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