山梨日日新聞に掲載されました
動画解析を活用したリハビリと、フルリールの取り組みについて
このたび、山梨日日新聞(経済面・DX連載)にて、 フルリールむかわで行っているリハビリの取り組みが紹介されました。
記事では、動画解析を活用した歩行評価や、 DXを日常業務に取り入れている現場の様子が取り上げられています。
特別な取り組みとしてではなく、 利用者一人ひとりの状態を丁寧に把握し、 日々のリハビリや介護につなげていく 「現場での実践」として紹介されている点が印象的でした。
本記事では、新聞掲載の内容をふまえながら、 フルリールむかわで日常的に行っている取り組みについて、 あらためてご紹介します。
掲載記事(PDF)
※環境によりPDFが表示されない場合があります。 その際は「別タブで開く」または「ダウンロード」をご利用ください。
動画とAIで、リハビリの「ムラ」を減らす
動画+AIによる歩行分析を職員間で共有し、 経験年数に左右されにくい共通の視点づくりにつなげています。
フルリールむかわでは、 歩行や立ち上がりなどの動作を動画で記録し、 AIによる歩行分析の結果を参考にしながら、 職員間で共有しています。
共通の見方
同じ映像と数値で状態を確認します。
ムラを抑制
経験差による判断のばらつきを減らします。
方向性の統一
誰が関わっても同じ支援につながります。
フィジボ(Physibo)を活用した歩行練習
歩行が不安定な方に対しては、 フィジボ(Physibo)を活用した歩行練習も行っています。
- 腰部に装着し、歩行時の脚の動きを検知
- 必要なタイミングで動作を補助
動画やAIによる評価をもとに、 補助の強さや使い方を調整しながら使用することで、 利用者の状態に合わせた歩行支援につなげています。
DXは「特別な取り組み」ではありません
新聞ではDXという言葉が使われていますが、 フルリールむかわでは、 業務を大きく変える意識はしていません。
- 状態を把握しやすくする
- 情報を共有しやすくする
- 振り返りやすくする
その延長として、 動画・AI・歩行支援機器を取り入れています。
今回の新聞掲載を一つのきっかけとして、 今後も現場に合った形で、 無理のない取り組みを積み重ねていきます。
関連する取り組み:スマートリハシリーズ
フルリールむかわでは、 今回ご紹介した内容以外にも、 日常のリハビリや介護の中で活用している機器や取り組みについて、 「スマートリハシリーズ」として順次ご紹介しています。
専門的な技術や特別な訓練ではなく、
「現場で無理なく続けられること」
「利用者の生活につながること」
を大切にしながら導入・運用している取り組みをまとめたシリーズです。









