【スマートリハシリーズ第10弾】
座位で“歩行に近い運動学習”を安全に実現
有酸素トレーニング機器「プレ・ステップ」(フルリールむかわ)
「歩くのはまだ不安…」「でも体を動かしたい」
そんな声に応えるスマートリハビリ機器が、プレ・ステップ(PRE-STEP)です。
■ プレ・ステップとは?
座ったまま、歩行に近いリズム運動を安全に学習できる有酸素トレーニング機器です。 足踏み運動に近い交互運動で、体幹・下肢・バランス能力をやさしく刺激します。
▲ プレ・ステップを実際に使用されているご様子(フルリールむかわ)
- 歩行に似た交互運動により、下肢協調性や持久力を高める
- 座位で行えるため、転倒リスクのある方でも安全に使用可能
- 膝や腰に不安がある方も、安心して使えるやさしい設計
■ フルリールむかわでの導入効果
導入直後から高齢者の方々に好評で、「久しぶりにしっかり動いた気がする」と笑顔が増えたのが印象的でした。 膝痛や不安定な歩行がある方でも、「座ってできる歩く練習」として取り組みやすく、“動く自信”の回復につながっています。
■ 理学療法士コメント
体幹・下肢を同時に動かせる機器って、意外と少ないんです。
プレ・ステップは“歩行前の準備運動”としてすごくいいので、在宅復帰やフレイル予防にも役立っています。
なにより、座ってできるから利用者さんも「こわくない」「これならできる」って積極的に取り組んでくれるんですよね。
■ スマートリハ導入の背景
高齢者の自立支援において、「歩行機能の回復」は最重要課題の一つです。 とはいえ、いきなり立って歩く訓練は難しく、恐怖心や転倒リスクが高くなりがちです。 だからこそ、「座位で安心して取り組める歩行トレーニング」が求められていました。
“安心・安全”に“自信”を取り戻せる。 その第一歩として、プレ・ステップはフルリールのリハビリに欠かせない存在となっています。
■ スマートリハビリの全体像
私たちが取り組むスマートリハビリとは、AI・ロボット・ICTといった最新のテクノロジーを用い、 どの職員が支援しても質の高いリハビリができることを目的としたプログラムです。
人の力 × テクノロジーで、 再現性のある自立支援を追求しています。
■ 他のスマートリハ機器も見る
- スマートリハ 総集編|テクノロジーで進化する介護リハビリ
- 第1弾|Physibo Gaitで“本気の歩行訓練”
- 第2弾|HONDA歩行アシストで自立支援
- 第3弾|スペースワンダーでバランス強化
- 第4弾|COGYで「座ったまま歩く」体験
- 第5弾|IVESで動かない足に“意志の力”を
- 第6弾|トルトで歩行能力の見える化
- 第7弾|ウォーターバッグで体幹トレーニング
- 第8弾|actimoで安全な立位訓練
- 第9弾|関節可動域360で自立支援をサポート
最後になりましたが、皆様のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。